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【Final Cut Proの始め方⑦】キーフレームの使い方

  • Writer: Hiroyuki Okawara
    Hiroyuki Okawara
  • Feb 26, 2021
  • 3 min read

テロップを配置したら、テレビ番組のようにダイナミックに動かしたくなると思います。また、写真をスライドショーのようにして並べたい時に、写真がゆっくりと拡大する効果を付けたい時などに「キーフレーム」が活躍します。


☆YouTube動画で易しくわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。



 

【キーフレームとは】


クリップにA地点とB地点を指定し、それぞれに値を設定するだけで、A地点とB地点の間のフレームを自動で作成してくれる機能です。たとえるならば、100メートル走のスタート地点とゴール地点にキーフレームを打ってあげると、ソフトウェアが勝手に走ってくれるようなイメージです。もしキーフレームがないと、手作業で1コマずつ動かしていかなければならず、大変ですね。



【キーフレームの設定方法】


例として、テロップを画面の右側に隠れた状態から、左にスライドさせて表示される場合を説明します。(くわしくは上のYouTube動画をご覧ください。)


タイムライン上でテロップのクリップを選択し、編集点(プレビュー画面に表示されている地点)を希望のスタート地点(A地点)に持っていきます。ここでは、変化させたい項目は「位置」なので、「ビデオインスペクタ」の「変形」の項目にある「位置」の一番右側にマウスポインタを合わせます。


すると、白い「+マーク」が出現しますので、そこをクリックして黄色に変えます。黄色に変わるのがキーフレームが打てたサインになります。


同じようにして、希望のゴール地点(B地点)まで編集点を動かし、再びキーフレームを打ちます。

この状態では、A地点とB地点の値は同じなので、再生しても変化はありません。


ここから動きを付けていきます。


A地点ではテロップが画面の右に隠れていて、B地点ではテロップが画面上に表示されている状態に設定したいので、編集点をA地点に戻してから「ビデオインスペクタ」の「変形」の項目にある「位置」の「x(エックス)」の値を、テロップが画面外に出る位置まで動かします。


この時、B地点は最初の値のまま変化していないので、A地点とB地点に異なる値が設定できました。


再生ボタンを押して、テロップがスムーズに出てくることを確認してください。動きの速度を遅くしたり速めたりしたい場合は、タイムライン上でクリップを「右クリック」し、「ビデオアニメーション」を表示を選択します。すると、キーフレームがタイムライン上で見える状態になりますので、キーフレームを直接マウスでドラッグしてA地点とB地点の距離を調整してください。(A地点とB地点の距離を狭めれば動きが速くなり、距離を離せば動きはゆっくりになります。)


キーフレームが設定できる項目は、「位置」以外にもたくさんあります。「ビデオインスペクタ」の各項目の右側にマウスを当ててみて、白い「+マーク」が出現する項目は全てキーフレームの設定が可能ですので、いろいろと設定してみて、意外な動きを楽しんでみてくださいね。


☆YouTube動画で易しくわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。


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